文化遺産 (世界遺産)
世界遺産条約では、文化遺産は次の3つのいずれかに分類されることになっている。無論、それぞれにおいて顕著に普遍的な価値を有していることが大前提となる。
記念工作物 (monument)
歴史上や芸術上、その記念碑的価値の認められた建造物などを対象とする。具体的には、ケルン大聖堂(ドイツ)など、単独の建造物として登録される物件はこれに分類されるのが普通である。
建造物群 (group of buildings)
単独の建造物でなく、複数の建造物群が一群として評価されたもの。具体的には、ポルト歴史地区(ポルトガル)のように町並みなどが登録される場合には、これが適用される。また、 ベルギーとフランスの鐘楼群のようにまとまった景観を形成していなくても、「建造物群」としてカテゴライズされる。
サイト (site)
建造物にとどまらない地域一帯が対象となる場合などに適用される。なお、このカテゴリーは日本語文献では「遺跡」と訳されることが多いが、日本語で一般的に言う「遺跡」とは若干意味が異なる点には注意が必要である。確かに、ジェームズ島と関連遺跡群(ガンビア)やキルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群(タンザニア)など、過去の栄華を偲ばせる物件があるのも事実だが、フィリピン・コルディリェーラの棚田群のように現存する農業文化の継承地域も含まれているのである。
1992年に「世界遺産条約履行のための作業指針」に「文化的景観」の概念が盛り込まれたが、これは基本的には上記三分類の中の「サイト」と重なることが多い(アムステルダムの防塞線のように、「建造物群」に分類されていても文化的景観にあてはまる可能性が示唆された物件はある)。
2007年10月21日
2006年11月29日
2006年08月31日
シカ
シカ(鹿)とは、哺乳類 ウシ目(偶蹄目) シカ科に属する動物の総称である。ニホンジカ、トナカイ、ヘラジカなどが属しており、約16属36種が世界中の森林に生息している。
シカ科に属する動物は草食性で、4つに分かれた胃をもち、反芻による消化を行う。オスは枝分かれしたツノをもつ。多くのシカ科のメスはツノをもたないが、トナカイはオスメス共にツノをもつ。ウシ科の動物のツノ(洞角)は骨の芯があり、生え替わらずに一生伸び続けるが、シカのツノ(枝角)は皮膚がもりあがってつくられるもので、毎年生え替わる。角は触ると硬いが、水につけていると自然と軟らかくなる。縄文人たちはこうする事で角を釣り針や矢じりなどの自由な形に加工していたと考えられている。体の大きさは体重6〜8kg程度のプードウー(チリ、アルゼンチンなどに生息)から、体重800kgにも及ぶヘラジカ(ムース)まで様々である。
世界各地の山野に数多く生息していたシカ科の動物は、ほとんどの民族の文化に対して古くから重要な影響を与えていたと思われる。後世の文化においては、シカは、「俊敏」「非力」などの象徴として、また時には峻険な山岳地の象徴として用いられることがある(カモシカも参照)。ちなみに、カモシカはシカ科ではなく、ウシ科に属する。
またシカは、稲のまだ柔らかい芽を好んで食べる。その対策としてよく田んぼの周りを柵で囲むなどの対策を農家の人達は講じている。
シカ科に属する動物は草食性で、4つに分かれた胃をもち、反芻による消化を行う。オスは枝分かれしたツノをもつ。多くのシカ科のメスはツノをもたないが、トナカイはオスメス共にツノをもつ。ウシ科の動物のツノ(洞角)は骨の芯があり、生え替わらずに一生伸び続けるが、シカのツノ(枝角)は皮膚がもりあがってつくられるもので、毎年生え替わる。角は触ると硬いが、水につけていると自然と軟らかくなる。縄文人たちはこうする事で角を釣り針や矢じりなどの自由な形に加工していたと考えられている。体の大きさは体重6〜8kg程度のプードウー(チリ、アルゼンチンなどに生息)から、体重800kgにも及ぶヘラジカ(ムース)まで様々である。
世界各地の山野に数多く生息していたシカ科の動物は、ほとんどの民族の文化に対して古くから重要な影響を与えていたと思われる。後世の文化においては、シカは、「俊敏」「非力」などの象徴として、また時には峻険な山岳地の象徴として用いられることがある(カモシカも参照)。ちなみに、カモシカはシカ科ではなく、ウシ科に属する。
またシカは、稲のまだ柔らかい芽を好んで食べる。その対策としてよく田んぼの周りを柵で囲むなどの対策を農家の人達は講じている。
ウシ科
ウシ科は、哺乳類 ウシ目 ウシ亜目(反芻亜目)の生物分類項のひとつ。
同じウシ亜目(反芻亜目)には、ほかにシカ科、キリン科など5科がある。ウシ科は狭義のウシ類のほか、レイヨウ、ヤギ、ヒツジ、カモシカなどの仲間を含む。ウシ(類)という言葉は、広義にはこのウシ科の動物を指すが、通常は「ウシ」と言えばウシ亜科の動物であり、カモシカやヤギの仲間は含めない。また、最も狭い場合の「ウシ」は、家畜化されたウシ属のウシのみを指す。
ウシ科動物に共通の特徴として、その角は洞角であり、角質の鞘と骨質の芯をもつ。シカ類などの角のように、生えかわったり、鞘が抜け替わったりすることはない。また、側方の指は常に不完全で、ふつうは副蹄しかなく、この副蹄ももたないものもある。
ウシ科の分類には、いくつかの説がある。下に示すように5亜科に分ける分類のほか、6亜科、7亜科などさらに細かく分ける分類法もある。
広い意味でのヤギは、ウシ科ヤギ亜科ヤギ族であり、ヒツジはヤギ族ヒツジ属の動物である。カモシカの仲間は、広義にはヤギ亜科のうち、ヤギ族を除く3族(8属10種)の動物であるが、狭義のカモシカは、シャモア族カモシカ属のうちのニホンカモシカを含む3種を指す。
同じウシ亜目(反芻亜目)には、ほかにシカ科、キリン科など5科がある。ウシ科は狭義のウシ類のほか、レイヨウ、ヤギ、ヒツジ、カモシカなどの仲間を含む。ウシ(類)という言葉は、広義にはこのウシ科の動物を指すが、通常は「ウシ」と言えばウシ亜科の動物であり、カモシカやヤギの仲間は含めない。また、最も狭い場合の「ウシ」は、家畜化されたウシ属のウシのみを指す。
ウシ科動物に共通の特徴として、その角は洞角であり、角質の鞘と骨質の芯をもつ。シカ類などの角のように、生えかわったり、鞘が抜け替わったりすることはない。また、側方の指は常に不完全で、ふつうは副蹄しかなく、この副蹄ももたないものもある。
ウシ科の分類には、いくつかの説がある。下に示すように5亜科に分ける分類のほか、6亜科、7亜科などさらに細かく分ける分類法もある。
広い意味でのヤギは、ウシ科ヤギ亜科ヤギ族であり、ヒツジはヤギ族ヒツジ属の動物である。カモシカの仲間は、広義にはヤギ亜科のうち、ヤギ族を除く3族(8属10種)の動物であるが、狭義のカモシカは、シャモア族カモシカ属のうちのニホンカモシカを含む3種を指す。
カモシカ
カモシカ(羚羊)とは、ウシ目(偶蹄目) ウシ亜目(反芻亜目) ウシ科 ヤギ亜科 の、ヤギ族を除く3族、すなわち、サイガ族・シャモア族・ジャコウウシ族の哺乳動物の総称。8属10種。系統としては、シカ科のシカよりもむしろウシやヤギに近く、角は枝分かれせず、生えかわりもない。アフリカなどに生息するガゼルなどのアンテロープについてはレイヨウを参照。
狭義には、特にシャモア族カモシカ属(シーロー属)の動物、すなわち、シーロー亜属のスマトラカモシカ(シーロー)、カモシカ亜属のニホンカモシカ、タイワンカモシカの3種を指す。
また、日本では一般に、カモシカと言えば、国内に棲息する唯一のカモシカ類であるニホンカモシカを指す。
カモシカ類は、全身はヤギに似ており、オスメスともに2本の角をもつ。アジアを生息域とし、山岳部に棲む。
三重県の菰野町には、世界で唯一のカモシカ類専門の動物園、日本カモシカセンターがある。
狭義には、特にシャモア族カモシカ属(シーロー属)の動物、すなわち、シーロー亜属のスマトラカモシカ(シーロー)、カモシカ亜属のニホンカモシカ、タイワンカモシカの3種を指す。
また、日本では一般に、カモシカと言えば、国内に棲息する唯一のカモシカ類であるニホンカモシカを指す。
カモシカ類は、全身はヤギに似ており、オスメスともに2本の角をもつ。アジアを生息域とし、山岳部に棲む。
三重県の菰野町には、世界で唯一のカモシカ類専門の動物園、日本カモシカセンターがある。


